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代表挨拶

1950年に現在の㈱エコネコルの前身である佐野マルカ商店は、静岡県富士宮市内で金属スクラップの回収と加工を業として創業しました。

創業以来、事業内容は大きく変化しましたが、資源リサイクルにかける情熱は創業者から受け継がれ70年以上の歳月が経過しています。


日本の高度成長期に建造された建物や設備は平均30年ほどの寿命を終え、解体、廃棄、リサイクルされていると言われています。私たちの使命はこれらを速やかに再資源化するための加工選別を行う事にあります。


近年では、金属や樹脂が複合された使用済みの廃棄物が多く見られます。これら廃棄物の中から、
金属やプラスチック樹脂を種類ごとに選別する技術が弊社の強みと考えています。また、国際的な資源の囲い込みにより国内循環がより重要視されるようになりました。私たちは国内でのサーキュラーエコノミーの動きに合わせ、更なる選別技術の高度化や製品製造を行うメーカーと業務提携を行い、使用済み製品の回収の仕組み作りを進めます。

2024年4月1日には、解体事業を行っていた部署をスピンオフして、新たな解体専門商社㈱エコデモを設立しました。これにより、建物などのビルサーキュラーを目指します。

2024年7月1日より、グループ会社の㈱クロダリサイクル(函館市)と ㈱しんえこ(松本市)をそれぞれ函館支社・松本支社とし一つの
㈱エコネコルとして統合致しました。

この統合の目的は、弊社持ち株会社である㈱エンビプロ・ホールディングスの戦略コンセプト「サーキュラーエコノミーの実現」を目指し、回収やリサイクル内容を均一化させる事にあります。

また、㈱エンビプロ・ホールディングスでは2018年7月にRE100 (再生可能エネルギー100%)に加盟し、2030年までに事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーに変更する取り組みを進めています。既に、統合した2社を含めた㈱エコネコルでは100%再生可能エネルギーを使用しており、リサイクル工程での選別加工時に使用する電力からのCO2の発生を実質0としています。


今後も持続可能な会社経営を念頭に、社会全体が求めるニーズに合わせ、循環経済の一翼を担ってまいります。

2024年7月1日

代表取締役社長 佐野文勝